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脚本セルフ分析 : 3年演劇「彗海のあかり」

以下は脚本担当の独断に基づきます。

原案は、ここ数年の3年演劇を見ていて、現代社会に突っ込んだジャンルはなく、どうせオリジナルで行くならそれを意識した方がいいんじゃないか。ということでエンタメとメディアを体現した脚本を。という感じで何かのコンクールのために転がしてたアイデアを急速に集めた結果、こうなった。

全体を通じて、野木亜希子「アンナチュラル」「MIU404」のイメージ、リスペクトがバックにいるのは感じる。メディア力、伏線、3人による会話体制。自分が下手くそで勝手に言ってるだけなので失礼かもしれないが。

で、今作の強みはきちんと3幕構成や><、+/―などのプロとしての脚本技術を遠慮なくぶち込んだことだ。これが脚本の絶対的なエンタメ性に貢献している。この辺は純粋な高校演劇大会だとなかなかやりづらいことだったりもする。まああんまり目立ってはいないが。最初に葛藤をまとめた上で1場ずつのポイントに入り、解釈や裏設定の話をする。

なお用語説明ですが、このためだけに書き下ろしている暇はないので、分からなければ随時下の記事を見てください。控えめに言って神サイトです。

→葛藤 https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270/episodes/16816410413977395970 

→3幕構成https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270/episodes/16816452220204266392 

→+/―、キャラクターアーク

https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270/episodes/16816700427341651891

 

 

葛藤

星川:2場 橘に今すぐ逃げようと言いたい><内気な自身の存在 →内面の葛藤

  橘と一緒にいたい><大きい宗教という存在 →社会的葛藤

  3場~ 橘を助け出したい><橘がそれを望んでいるかはわからない →個人的葛藤

  同上><タイムリミット →物理的葛藤

究極目標:橘を救い出したい

橘:2場 今すぐ逃げたい><宗教の存在、ドームに閉じ込められる →物理的、社会的葛藤

(最後まで見ればわかるが、これは偽の軸)

横浜:3場~ 「彗海」の謎を解きたい><解けない →物理的葛藤

7場 大場の本当の言葉を聞きたい><組織に縛られ本当のことを言えなくなってしまった大場

→個人的葛藤

てな感じ。何気に星川だけでなく他にも設定しており、複雑。宮田は葛藤設定していない。1人くらいそういうやつがいても良い。

 

1場 橘に対するイメージ:0/― 星川の内気さ:+/―  宗教団体への思い:0/―

1場の最初はボケてるだけと見せておいて、3人のキャラクター紹介しつつ2面性表現しつつ、2場で回収する伏線貼りつつといった感じで実は窮屈だった。また、「信じられないこと」というトークテーマで進め、「私たちって何か信じてるのかな?」というストーリーを貫通する質問に繋げているのはオシャレなポイント。ちゃんと開始5分で問いを出せた。全部見てから冒頭を見返すと意味を掴める。

 

自分も脚本の仕事柄色々なイントロ作ったり、見たりしているが、今回のイントロは中々のもの。威力すごい。一種の完成系と言えるレベルにまで達しており、この3人だからできたこと、次もまた同じようなの作ってと言われたら厳しい。ぜひ楽しんで。

 

1場での会話の体制は3人から3+1人になっている。脚本では4人の方が好きという人も多い(坂本裕二とか)が、自分はあえて奇数を採用している。2人で喋るより3人で喋った方が逃げ道が多く便利なのは知っておくといいと思う。この後9場も先生を3側にコンバートすることで、3+1を確保している。

最初は、星川と横浜合体している案もあったのだが、「幼馴染が島に行って内気さから切り替えて持ち前の刑事知識を使って、」というのは流石に要素が多すぎるということで、分離された。互いに共感性と憧れ性に全振りしてるみたいなイメージはある。

 

で裏設定としては、元々星川と宮田が仲良く日頃から教室に居残っており、今日はたまたま横浜もいた。

で星川が席を外していたので、その間あんまり見識のない横浜と宮田が喋っていた。つまり宮田が喋っていた内容を横浜は前もって知ってたわけだ。だから最初あんなにセリフを詰め込んでも変とはならないのだ。この内容9場でも出てくるから覚えて。

 

あとこれは知ってもなにもならないが、今回の3人は自分が脚本一番最初に作ったものの人物関係を流用している。星川は当然葛藤とかあるので作り直しだが、刑事オタクの横浜は元々神奈川というキャラ、バカな宮田は元博多というキャラだった。つまり今作は原点回帰でもあるのだ。

セントラルドグマは、響きだけで特に意味はない。

1場の“教室で喋ってるファーストシーン”は高校演劇だと頻出だが、やはりこれだと基本を抑えやすく便利ではある。

 

2場 橘に対するイメージ:―/+  星川の内気さ:+/― 星川の思い/別れ:+/― 

サブテを構築し切るのに過去一疲れたシーン。星川は橘に好きだと言いたいが、内気な性格から言えず、キーホルダーを経由して思い出は、あなたは大事だと伝えている。橘はそれを受け取ってくれると信じているのだ。「わたあめがモクモク」は、一応言葉通りの意味と、星川の思いがどんどん膨らんでいく比喩がかかっている。はず。

橘はそんな星川に安心感を感じ、自身の不安を打ち明ける(ここまでの流れをしっかり組むことで説明臭くならない)。で彗海の説明を挟む。

そして出港前の現在を、希望のある過去と、ない未来とで挟むことで、高揚感を演出している。また二人会話シーンだが、宗教や過去といったモチーフについての会話にすることで停滞感を破っている。

 

最初考えていた設定では宗教は山の中にあったのだが、島にしてから一気にこのシーンが固まり、2場が最重要シーンとなった。全体通じて「海」と言うモチーフがあってこその作品だと思う。

契機事件が描かれ、価値の変化がしっかりと示されれば、そこに自ずとタイトルを入れる的な場所が生まれると言うのは持論。

 

決めゼリフは、1場のビラで「私たちがあなたの救いの手になります」につながっている。星川が「私たちがなるの、」とまで言ったところで何に? となり、このワードを思い出す。

 

でタイトルのところで第一ターニングポイントになる。脚本上は17分だが、当然話すシーンが舞台上では速くなる傾向にあるので、結果的に15分、1/4に収まった。この3幕構成で縛って作ってよかったと思う。できるとこ短縮しなきゃと思ったし、それで威力のある伏線回収を作れたから。

 

3場 橘大場の協調/対立:+/― 橘に対するイメージ:―/+

3場は時間短い割に伏線が色々ある。まず大場の外を見て「ここを守るために」と言うのはここがドームである伏線。橘がいるここがどこなんだろう、と言うのが今後に向けての1つの大きな謎となる。大場がハンドクリーム塗ってるのは後で手を使うから、ここで日常感のある大場を見せることで4場の大場との対比、悪役としての固定。橘の「分かってくれる人はいます」は星川を指し、大場を問い詰めるのは星川の思いによって心情が変化したから。橘の変化を示すことで好感度を上げる。そして、橘の「失望しました」は8場で新しく独立して立ち上げる伏線。橘が本当に失望していたのは大場の金第一の姿勢。

ね、色々。

 

4場 宗教側が3人を圧倒する:+/― 3人が宗教に対して優位に立つ:―/+

もはや自身の脚本の準レギュラー化しつつある“似たような名詞を3つ使い回すやつ”。これあると全体が引き締まっていい。今回はもずく→もずく→乾燥わかめになった。乾燥わかめ…。

 

ちなみにプロットの発想時は前と後ろから考えて掘り進めていたので、この横浜のセリフらへんが一番最後まで繋がらなかった場所。それなりに苦労した。うんたらかんたら論理を語っていたが、長ったらしい割に面白くないのでいいやGoogleマップで繋げとけ、みたいな工夫もちょこちょこした。

で、この台本全体でワードの字数カウント機能を使って数えると、どうやら主人公の星川より横浜の方がセリフ数が多いようだ。去年の反省から、最初から主人公のキャストにセリフの負荷をかけすぎないというのを意識して書いてはいる。結果、そうなった。2場で星川長々と喋ってるので意外っちゃ意外でしたが。

主人公に必要なのは葛藤の設定と描写であり、主人公がセリフ数一番多いという必然性はない。可愛い必要もかっこいい必要もない。全ては葛藤の描写の有無で決まる。このこと来年以降やる人は知っていると便利だと思う。

 

5場 有利/不利:+/―

ここでミッドポイント。ちょうど30分。自分でもよくピッタリ収めたと思う。今回は捕まるので、マイナスに振れるタイプのミッドポイントだ。

 

 

6場 星川横浜の絶望/祈る:―/+ 無気力/希望:―/+  狭山のイメージ:―/+ 

狭山の罪悪感/未来を変える希望:―/+

2場面が交差しているという、難解だったシーン。別建てにすることも考えたが、+/―が似ているので、分けると同じようなシーンを2回やることとなり、面白くないので必然的にこうなった。

やっぱりこういうところで+/―を知っているのって活きてくる。

どちらのパートも、―/+に統一しており、「死の気配」から希望への強い流れを感じられるのが鍵。

 

横浜の描写は、星川に死なれていては脱出に困るので励ますために即興で正論を言い始めるという、実はあの内容本心から言っていない。どこまでも実利主義なのが横浜の面白いところ。

絶望している星川、横浜、10年の思いがこもる狭山、何も理解してない宮田。誰一人として同じ状況にいないのが一つの流れに合流していくのが面白いポイント。

 

メディア的な側面のお作法として、「相反する2つの考えは絶対に同じ量紹介する」というのがある。これはNHKも言っていたりして、はっきり言ってこれさえできていれば炎上は避けられるのかなと思う。

1場で彗海を擁護する人がいるのも不自然すぎるので、この6場が役割を果たしている。少し離れてしまったのは残念だが、仕方ない。1場横浜のセリフがアンチテーゼとして刺さってることになる。

 

ちなみに狭山の「水の神に謝らせるため頭を海に突っ込ませる」というくだり。当然執筆中に宗教に関連する情報をいくつか調べているわけだが、「ねほりんぱほりん」で過去にやってた「親が教祖だった人」みたいな話で「火の神に謝るためにガスコンロに指突っ込まれそうになる」というエピソードをもじっており、案外実話だ。

6場の最後、横浜が組み合わせて真相に気づき、狭山が決心する場所が第2ターニングポイント、45分。

 

7場 宗教側の敗北:+/― 大場のイメージ:―/+ 大場の諦め:+/―

どうでしたかトリック好きの皆様。ぜひちゃんと成立してたか教えて欲しいが。今回エンタメの軸だけでなくトリックの精密さも確かめて作っていかないといけないので、大変だったんすよ。

トリックは、2時間ぐらいその辺をうろうろ歩いて考えた。舞台上だからあまり派手な演出もできないし、説明台詞がだらだら続くのも嫌。残されたは使えそうなものは場所のトリックくらいだった。

結構途中で「バレるんじゃないか?」というくらい伏線は入れておきました。思い返してみてください。

だって何回キーホルダー見せたんでしょう。但し、意地でもセリフでは「キーホルダー」と言っており、ドームであることを隠している、一応の配慮。

何?「このトリック的なのが『MIU404』9話の、志摩が『狭くて暗い場所』という噂を物理的なものと捉えて、井戸を捜索したあれと同じじゃねえか」って? …そうなのである。途中からそうだなーって思いながら書いてたし。まあそんなこと言う人いないよね。

 

横浜の「カルトの定義は~」みたいなのは、下調べする段階で知って入れ込んだセリフ。大場の妙な人間臭さも感じ取ってもらえると嬉しい。

 

で裏設定として、今回の舞台は瀬戸内海をイメージした。波が穏やかで、小島が多い感じ。フェリーが行き交ってる感じ。そんなところに通勤特急走ってんのかというのは黙っといてください。

島のイメージはもちろん宮島(厳島)が1つ。さらに、広島に大久野島という島がある。今はウサギで有名なのだが、戦時中は毒ガス兵器製造の地であり、現在もその遺構が残っていたりする。対岸の呉線では情報漏洩しないようにカーテン閉めさせてたとかも聞く。今回の「戦時中の骨組みが残ってた」というのは、そこからもじっているというか、発想しているというか。大場が何もないところにドーム建てる発想するのも変だしなあという感じでつけてみた。

 

昔戦時中、水中(地中?)にあるってことは必死に見られないようにする必要があったということ。大場がドームを建てる前、そこでは一体何が行われていて、どんな人の思いがあったのだろうか。そのような奥行きを感じられる、裏設定としている。その辺に思いを馳せてみても面白いかなと思う。

違法建築を作る建築会社なんているのかって話だが、この規模なら一人くらい建設関連の信者いても変ではないはず。

 

8場 橘へのイメージ:+/― 星川の価値観、喜び/迷い:+/―

橘の印象の変化は最終的にはー→+→―で、非常に混乱すると思う。悪い人だと思ったらいい人だと思ったら結局悪い人。まあ何を用いてして悪いとするかはアレだけど。ぜひ最後の展開を把握した上で、もう一度全体を観返してほしい。そういえばVIVANTの外交官で同じような動きしたやついたね。3場のセリフ「失望しました」も、大場への失望として意味が通るように作っている。

 

でここでセリフが抽象的な話に飛んでいってしまっている。なんか個人的には直さなきゃいけない性だよなと思っているのだが、ついついやってしまって面目ない。意味はセリフが全てなので、思い返して欲しい。

 

事実確認しておくと、2場で橘は、星川が小心者すぎて自分を助け出すなんて言い出せないだろうとわかってたわけだ。でもその後追いかけてくる可能性はある。ドームが見つかれば彗海は破綻する。ドームの情報だけ与えておいてもしかして来てくれたらラッキー、くらいだったと思われる。2場の「このドームみたいに。私も閉じ込められた一人」が明らかなヒント。でその後3場の失望で決心した。で横浜は星川経由で回ったその話からドームの存在に気づくわけだ。つまり横浜もまんまと利用されたということ。

星川は一生をかけて橘を信じて求めてきたが、橘は単なる自己のための道具として彼らを利用してきた。だから星川はここですごくキレる。

 

ここはハッピーエンド、すなわち素直に橘が帰る案も考えており、なんなら書いてみて検証もした。が、すると話す内容が「ありがとう」くらいしかないこと、自信満々な星川がゴールになってムカつくこと、

「葛藤は最後まで引っ張る」という格言に従うこと、とか考慮すると断然拒否案の方が良かった。

個人的にはこのラストしかあり得ないと思ってるんだけれども。他にいい案があったら教えて欲しいくらい。

 

にしても橘くんヤバいっすよねえ。自分の書いてるのに出てきた中でも多分一番ですよ。

最初は宗教に対してもっとメディア的な正確な描写をするつもりもあったんですが、彼のおかげで(?)もっと抽象的な話をすることになった。彼がストーリーを捻じ負けた。

 

全体パンフに書いておいた「信じてる、あなたを」のキャッチフレーズ。要するにこれは、星川の橘に対する「信頼」と「信仰」を一手で表現してたわけだ。

 

9場 星川の印象ー/+

9場はトリックの残骸の処理と、改めて先生を出すことで成長の軌跡をうっすら見せるみたいな所。

宗教の姿を知った2人と世間一般の先生の対比でもう一度改めて強調。

 

星川が出てくるシーンで気づいておきたいのが、ここで星川が橘の言うことを聞いて宗教の手先になったのではないか、という疑問で引っ張っているということ。これを読んでほしい。その前の宮田のセリフは1場の橘が出てくるシーンと同一でラップさせているし。横浜はそれに気づいて疑っている。

 

全体のラストで、星川が一瞬取り残されるのが、全体の最初の星川が一人帰ってくるシーンと対応しており、循環してゴールをつけているのは地味だけどポイント。

 

さあここからが肝心! 最後の解釈をどうするかだ。45分まででエンタメ的要素は果たしたし、最後で橘を救うという究極目的にYesかNoかさえ答えを出せば良い。てことでちょっと本気を出してみた。

そういえば去年演劇部の大会で「表現が直接すぎるからもっと視聴者を信頼しなさい」とか言われたのがまだ癪に残っている(もちろん半分冗談)。

…でもこんなに難しくてわかるのかねぇ…。いつかアンケートとってみたい。

 

で、最後何が言いたいのかわからないと言う場合には、主人公や登場人物が前の方と最後で変化した点はないのかという、人物の変化や成長の軌跡に注目するのが定石である。これで大抵の難しめの演出や脚本であったとしてもどうにかなる。逆にどうにかならないものはわかろうとしなくていい説まである。

いや、やっぱり断定はやめておきます。

 

まず最初で内気だった星川。3人の仲もさして仲良くはなかった(設定的にはいつも居残ってる星川宮田に、最近は横浜も残っており、1場スタートの前に星川が席外してたという設定だった)。で最後で再び学校に来て、2人を食事に呼び出すことからは、この一種の弱点、―と言える内気が、今回の“冒険”によって+に変わったということが読める。一番素直な「成⻑の軌跡」。 

星川は残され、最後にキーホルダーを見て、前を向き走っていく。つまり8場の出来事は、星川によって十分に消化され、決してーの感情を呼び起こすものにはなっていないと読み取れる。 

 

1場で述べた全体を貫通する問いは「俺たちって何か信じてるのかな?」であり、結論としては Yesである。

8場で星川が橘を“一方的に”“信じて”いたということが反転して現れ、同時にその思いは見事に裏切られた。 8場で星川が「なんでも?」といって悩んでいるのは、この思いでいる方が、橘に騙されている方が楽だから、悩んで引きずられているわけである。そして橘はアンチテーゼとして「信じることなんて大した力を持たない」というものを刺していって帰る。この辺りが物語全体を貫く価値であって、星川は橘についていくか行かないか選択しなければ、ストーリーが終わることができない。 

 

星川は橘や宮田横浜との「過去の」「大切な」思い出を「キーホルダー」のように心に秘めて、それを自 分の一部として受け入れ記憶し、成⻑する道を選んだ。キーホルダーを通じて心を傾けることで、星川は 今の橘の状況を想像し、つながることができる。信じることは身近にある。信じることは意味を持つ。これが物語全体を通じて言いたいこととなる。はず。

 

星川が実は橘に内通している状況で終わっているという読みもできるが、わざわざ曲がった解釈しに行くのかって話ではある。

ていうテーマだった。星川らの周りには信じることが残っていた。皆さんの周りはどうでしょうか。社会はどうなっているだろうか。そんなことに思いを巡らせてもらえると嬉しい。

これで解説終了。

 

終わりに

今回は多くの人に見せるということで張り切って脚本をかけました。プロと遜色ない脚本を、21時から流せるクオリティを、を目標にやってきました。楽しいだけでできる仕事ではないけど、今回は書いていて非常に面白かったです。この舞台を用意してくれた色々な人には感謝です。

まあ、今作を全国レベルでの公開とするのも無茶でしょう。尺が短いし、何より宗教に対するリサーチが少なすぎる。そこは舞台の大きさに比例して掛けられる時間も伸びると思うので、興味のある方僕に仕事は振ってもらって構わないですが。よろしくお願いします。

 

ご視聴ありがとうございました。

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